記者発表概要
平成19年 2月 2日

第2回 下筌ダム貯水池周辺地盤観測検討委員会を実施
(委員会結果)
 筑後川ダム統合管理事務所では、ダム貯水池のり面の管理として、地盤の傾斜等の観測を実施しています。この度、現在の観測体制になってから約20年が経過していることを踏まえ、観測データの評価や今後の観測体制等について学識経験者の委員の方々から御意見を頂くため第2回目の「下筌ダム貯水池周辺地盤観測検討委員会」を開催致しました。
 検討委員会では、前回12月4日に指摘された観測データの追加とダム建設前からの航空写真による地形変化等を追加説明し、関係性等について様々な意見を頂きました。
 その結果、今回の検討委員会で、対象3地区については、「計測結果から各地区とも地すべり運動の兆候を示しているとは言えない。長期間のダム運用に対して地すべり現象が認められないことから計器観測の必要はないと判断される」などの提言を頂きました。これを踏まえて、観測について今後は提言の方向へ移行したいことを地元に説明して行く予定です。
委員会写真

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問い合わせ先: 国土交通省九州地方整備局 筑後川ダム統合管理事務所
管理課長 松本 信之
TEL0942-39-6651