記者発表資料
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平成 21 年 6 月 22 日
国土交通省九州地方整備局
筑後川ダム統合管理事務所
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弾力的管理試験により筑後川の流況の改善図る
《松原ダム:弾力的管理試験の実施結果》(速報)
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6月11日から6月20日間に実施した、松原ダムからの弾力的管理試験にともなう補給により、筑後川の流況の改善が図られました。
【今年の状況】
今年は、4月から例年になく小雨傾向にあったことから、取水が増加する田植期に河川の流量が著しく減少し、平成17年以来の厳しい状況となりました。
(参考6月:21日現在)4月97mm(56%)、5月90mm(45%)、6月59mm(13%)
【結果】
○ 貯留していた活用容量約600万m3を川へ補給しました。 (約5〜14m3/s)
○ 4〜6月(21日まで)の雨量が平年の約30%程度と小雨であったこと、ならびに農業用水の取水を本格的に開始したことにより、平成17年以来4年ぶりに流量が少ない状況でしたが、今回の補給により筑後川の流況を改善することができました。
○ 特に6月17日以降については川の水が極度に減少するところでしたが、補給ならびに農業用水の取水調整により筑後大堰直下での流量を改善することができました。
○ もし今回の補給が無ければ、しろかきが大幅に遅れる等さらに厳しい状況が生じたことも考えられます。
○ なお、現時点においても河川流況は厳しい状況が続いており、引き続き注意が必要です。
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問い合わせ先:
国土交通省九州地方整備局 筑後川ダム統合管理事務所 TEL0942-39-6651
管理課長 松 岡 忠 浩
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