鶴田ダム

 

鶴田ダムの概要

あらまし

九州で2番目に長い川内川に、 九州で1番高い重力式コンクリートダム

川内川は、熊本県の白髪岳(標高1,417m)に発し、美しい渓谷のなか宮崎県の西諸県盆地を通って鹿児島県に入り、湯之尾滝を経て曽木の滝から鶴田ダムへ流入し、そして川内平野を下り東シナ海へそそぐ、流域面積1,600km²、長さ137kmの九州屈指の大河川で、鶴田ダムは河口から約51kmに位置しています。

 鶴田ダムは、下流を洪水から守り、また、大鶴湖に貯まった水の力を利用して発電することを目的として、建設された多目的ダムです。ダムの高さ117.5m、ダム湖に貯まる水の量1億2千3百万m³の重力式コンクリートダムで、総事業費135億円を要しました。  

 

流域図

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ダム建設の経緯

S34.10下流から見た測量前のダム地点

S37.11.1岩盤掘削完了

 

S37.11.3コンクリート打設開始

S38.6ダム内部監査通路(15ブロック)

 

S38.10.20下流から見た打設状況

S38上流から見た打設状況(12ブロック-19ブロック)

 

S38.12発電所用の水圧鉄管設備

S39.11堤頂打設(24ブロック)

 

S41完成直後の鶴田ダム

 

鶴田ダムの出来事

1931(昭和6年) 川内川下流部の直轄工事として河川改修工事に着手。
1948(昭和23年) 川内川上流部の直轄工事として河川改修工事に着手。
1950(昭和25年) ダムによる洪水調節を計画、中流狭窄部のダム地点の予備調査に着手。
以来、昭和33年度まで実施。
1959(昭和34年) 鶴田ダム調査事務所を開設し、ダム実施計画調査着手。
1960(昭和35年4月) 鶴田ダム工事事務所発足。ダム建設に着手。
1961(昭和36年6月) ダム本体工事に着手。
1962(昭和37年11月) 定礎式。ダムコンクリート打設開始。
1964(昭和39年5月) ダム本体コンクリート100万m³打設。
1964(昭和39年11月) 試験湛水開始。
1966(昭和41年3月) ダム竣工。
1966(昭和41年4月) 鶴田ダム管理所を設置。ダム管理開始。
1973(昭和48年3月) 川内川水系工事実施基本計画改定。
(ダム地点流量3,100m³/秒→4,600m³/秒)
(洪水調節容量42,000千m³→75,000千m³)
2001(平成13年1月) 建設省九州地方建設局より国土交通省九州地方整備局に名義変更。
2002(平成14年1月) 新庁舎完成。
2006(平成18年7月) 鹿児島県北部豪雨災害が発生。
2006(平成18年10月) 7月の災害を受け、河川激甚災害対策特別緊急事業に採択。(川内川河川事務所)
2007(平成19年4月) 鶴田ダム再開発事業に着手。(川内川河川事務所)
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目的

洪水被害を軽減し、クリーンエネルギーの水力発電で地域の暮らしを支えています。

治水

ダムに流入してくる水の一部をダム下流へ放流して、残りをダムの貯水池に貯め込む操作を洪水調節と言い、この操作により、ダム下流に流れる河川流量を抑制します。 鶴田ダムでは、計画高水流量4,600m³/sのうち2,200m³/sをダムに貯め、2,400m³/sを下流に流すこととします。

 

洪水調節模式図

利水・発電

電源開発(株)によりダム直下の川内川第1発電所で最大出力12万kwを発電。また、ダムから約4km下流の川内川第2発電所で約1万5千kwの発電を行っています

川内川第一・第二発電所断面図

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鶴田ダムの構造

こんなに大きい鶴田ダム

ダムの長さは450メートル、高さは117.5メートルもあり、ダム(大鶴)湖の面積は3.61平方キロメートル、ダム湖に貯まる水の量は1億2300万立方メートル。東京ドームの容積の約99杯分、25メートルプールだと30万7500杯分に相当します。

 

 

主ダム(重力式コンクリートダム)平面図

 

主ダム(重力式コンクリートダム)正面図

 

越流部標準断面図

 

ダム・貯水池諸元

ダム 貯水池
位  置 鹿児島県薩摩郡さつま町神子 集水面積 805km²
形  式 重力式コンクリートダム 湛水面積 3.61km²
堤  高 117.5m 総貯水容量 123,000千m³
堤頂長 450.0m 有効貯水容量 77,500千m³
堤体積 1,119.000m³ 洪水調節容量 75,000千m³
堤体標高 EL.162.50m 発電容量 77,500千m³

 

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鶴田ダム管理所 〒895-2102 鹿児島県薩摩郡さつま町神子3988-2 TEL 0996-59-2030 FAX 0996-59-2994

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