雲仙復興事務所TOP  |  砂防事業  |  お問い合せ
噴火前、雲仙普賢岳は鮮やかな四季の移ろいを見せてくれる自然豊かな山でした。

■当時の雲仙普賢岳の紅葉
■噴火前の雲仙・普賢岳周辺(東側より望む) 平成2年8月 撮影
※クリックすると拡大画像を見ることができます


■噴火活動中の山頂
平成2年11月17日、普賢岳が198年ぶりに噴火活動を開始しました。
この噴火により火砕流及び土石流が断続的に発生し、人々の生命・財産及び日々の生活に甚大な被害を与えました。
火砕流 【発生回数:9,432回(平成3年5月〜平成8年5月)】
溶岩ドームが崩れた際に、溶岩や火山灰が高温のガスと一緒に山の斜面を駆け下りる現象です。
その速度は時速100kmにも達し、温度は数百〜千度近くにもなります。
市内に迫る勢いの火砕流
■ 市内に迫る勢いの火砕流
山を駆け下る火砕流
■ 山を駆け下る火砕流
土石流
山腹に堆積した土砂や岩石が、大雨によって一気に下流へ押し流される現象です。
その流速は、時速60kmにも及び、一瞬のうちに人家や田畑を壊滅させてしまいます。
市内に迫る勢いの火砕流
■ 土石流被害を受けた家屋
市内に迫る勢いの火砕流
■ 人々の日常を奪う土石流災害
土石流に埋まる家屋
■土石流に埋まる家屋
家の中まで入った土砂
■家の中まで入った土砂
車も押し流す土石流
■車も押し流す土石流
避難生活を余儀なくされる
■避難生活を余儀なくされる
土石流の勢い
■土石流の勢い
地域を飲み込む土石流災害
■地域を飲み込む土石流災害
家畜も土石流の被害を受けた
■家畜も土石流の被害を受けた
土石流の勢い
■土石流の勢いで流された橋
火砕流で焼けた地域
■火砕流で焼けた地域
土石流の映像 …実際の土石流の映像をご覧になれます(平成22年6月30日 発生/WMV)
これらの火山災害によって…

■噴火活動中の雲仙・普賢岳周辺(東側より望む) 平成5年10月 撮影
※クリックすると拡大画像を見ることができます
森や田畑は焼け、家屋は倒壊し、交通網は寸断されました。
人々は住む場所を失い、辛い避難所生活を余儀なくされ、不安な日々が続きました
そして、平成8年6月、噴火活動開始から5年7ヶ月にして、ようやく終息宣言が出されました。
人的被害 物的被害 被害推定額
死 者/41名 建物被害/2,511戸 総 額/2,299億円
行方不明者/3名 【住 家/1,399戸】 【直接被害/747億円】
負傷者/12名 【非住家/1,112戸】 【関節被害/1,552億円】
(出典:雲仙・普賢岳噴火災害復興10年のあゆみ)/国土交通省九州地方整備局 雲仙復興工事事務所)


噴火活動は終息し、人々に笑顔が戻りました。
しかし、雲仙・普賢岳山麓には火山災害による土砂や岩石などの堆積物が、まだ1億7000万m3もあります。

■現在の雲仙・普賢岳周辺(東側より望む) 平成15年2月 撮影
※クリックすると拡大画像を見ることができます
噴火の際形成された溶岩ドームは、今も不安定な状態で残っているため、大きな地震が発生すると崩落する危険があります。危険な所は警戒区域に指定され、立入ができません。
■崩落の危険性がある溶岩ドーム ■人よりはるかに大きな岩が多数存在する山頂付近
山麓には火山災害による土砂や岩石などの堆積物がまだ残っています。大雨の時にはそれらが土石流となって流れ出す危険性があります。噴火活動はおさまったとはいえ、危険が全くなくなったわけではないのです。
■堆積状況イメージ図
■山麓に堆積した土砂や岩石 ■平成22年6月30日の土石流

 Copyright 2005     UNZEN RESTORATION WORK OFFICE All Rights Reserved  

国土交通省 九州地方整備局 雲仙復興事務所
 〒855-0866  長崎県島原市南下川尻町7番地4
TEL:0957-64-4171(代表)   FAX:0957-64-4127   お問い合せ