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【カ行】
 ■ 火砕流(かさいりゅう) 火砕流とは、高温の岩塊、火山灰、軽石などが高温の火山ガスと混合し、それらが一体となって流れる現象です。雲仙・普賢岳の火砕流は、溶岩ドームの一部崩落によって引き起こされるメラピ型といわれるもので、火砕流本体部の速度は時速約100km〜150km、熱風部の温度は約100〜350℃(火山灰流子の最高温度660℃以上)と推定されています。
 ■ 火山砂防計画(かざんさぼうけいかく) 火山地域の砂防計画には、噴火活動に対する「噴火対応火山砂防計画」と噴火後の降雨に起因する土石流などの土砂移動現象に対する「降雨対応火山砂防計画」があります。雲仙・普賢岳では、噴火活動や流域の変化に対応した「降雨対応火山砂防計画」を策定し、地域の安全確保と復興、流域の自然環境との調和を図ります。
 ■ ガリー侵食(がりーしんしょく) 降雨が火山灰などの軟弱物質からなる斜面のくぼみを流れて溝を形成し、さらに降雨がその溝を集中的に流れて発達して、次第に深く掘られて大きな溝となり、両側面の崩壊や底面が洗掘によって侵食される現象です。
 ■ 計画基準点(けいかくきじゅんてん) 砂防計画において、対象流域内で取り扱う土砂量を決定する地点を計画基準点といいます。保全対象区域の上流、土石流区域と掃流区域の境界地点など、その流域特性を考慮して設定します。
【サ行】
 ■ 砂防堰堤(さぼうえんてい) 砂防堰堤は、降雨によって土石流となって流れてくる土砂を食い止めて勢いを弱めるとともに土石流の流向きを制御し、河床の浸食や土石流の氾濫を軽減します。
 ■ 砂防指定地(さぼうしていち) 土砂災害を防止するために、砂防施設を設置する必要がある区域や、土地の現状の変更に土砂の流出等を起こすおそれのある行為を禁止もしくは制限する必要がある区域として、砂防法に基づき国土交通大臣が指定した区域のことを砂防指定地といいます。
 ■ 山腹工(さんぷくこう) 崩壊跡地やはげ山等の荒廃地に植生を導入し、表土の風化、浸食、崩壊の拡大を防止して、土砂生産の抑制を図る工法を山腹工といいます。山腹工は、土留工などを設け浸食を抑制する基礎工、施工対象地に直接植生を導入する緑化工に大別されます。
 ■ 出水期(しゅっすいき) 「雲仙・普賢岳火山砂防基本計画」では、1年間のうち梅雨や台風などの比較的多量の降雨により、洪水が発生しやすい4〜10月を、「出水期」といいます。
【タ行】
 ■ 治山ダム(ちさんだむ) 林地の保全を目的として、渓床の浸食の防止、山脚の固定を図るために、設置する比較的高さの低いダムを治山ダムといいます。
 ■ 導流工(どうりゅうこう) 土石流を安全に流下させる目的で、河川と平行に設置される連続した堤防で中尾川に計画しました。
 ■ 導流堤(どうりゅうてい) 土石流などの氾濫を防止し、下流に導くために設けられる堤防で水無川では下流域にハの字型に不連続堤(霞堤)を計画しました。
 ■ 床固工(とこがためこう) 河川を横断して設ける落差のある構造物で、流水による河床洗掘を防止して河床勾配を維持します。
 ■ 土石流(どせきりゅう) 山の斜面や谷に堆積した石や土砂が、豪雨等によって大量に流れ出る現象です。石や流木などを一気に押し流すそのスピードは想像以上に速く、時には時速50km以上にもなります。また、直径が数mもある大きな岩を軽々と動かすなど、勢いも凄まじく、一度発生すると周辺地域に与える被害は甚大です。特に火山噴出物が大量に堆積する火山地域では少しの雨でも大規模な土石流が発生します。
 ■ 土留工(どとめこう) 堆積地の傾斜が急な場合、堆積土砂の安定を図り、上部に施工する山腹工の支えとする工法を土留工といいます。使用する材料によって、ブロック板積工、コンクリート擁壁工、コンクリートブロック積工、石積工、ふとん籠工、コンクリート枠工等に分類されます。
【ヤ行】
 ■ 溶岩(ようがん) 火山の噴火活動によって地下のマグマが火口から地表に噴出したものです。高温で流動中のものばかりでなく冷却固結したものも溶岩といいます。
 ■ 溶岩ドーム(ようがんどーむ) 粘性の高い溶岩が、ゆっくりと火道を上昇し、火口から盛り上がり、山頂付近に形成するドーム状の固まりのことをいいます。雲仙・普賢岳では溶岩ドームの崩落で火砕流が発生しました。
【ラ行】
 ■ 流出土砂量(りゅうしゅつどしゃりょう) 生産された土砂の一部が流送されて流域内のある地点を通過する時、その量をその地点における流出土砂量といいます。