耶馬溪ダムの本体(堤体)は、治水と利水の機能を果たすために、様々な設備で構成されています。またそれらを維持・管理していく設備も整えています。

耶馬溪ダムの本体(堤体)は、治水と利水の機能を果たすために、様々な設備で構成されています。またそれらを維持・管理していく設備も整えています。

比較的大容量の水を放流、または洪水調節を行う際に使用する放流設備(常用洪水吐)で、流量が毎秒35立方メートルを超える時にここから放流を行います。

100年に1回の割合で起こると予測される異常洪水を想定して、ダムの堤頂部につくられた放流設備(常用洪水吐)です。異常洪水時にダムの本体から水があふれ出るのを防ぐために使用します。

各ゲートから放流される水は勢いよく落下するので、川床か削れたり、ダムの直下の水の流れが急になる恐れがあります。そこで副ダムと呼ばれる小さなダムと、減勢池と呼ばれる池で落下する水を捕えることにより、水の勢いを弱めます。

選択取水設備ダムから放流する際に、下流の生物や農作物に対して、不適切な水質や水温による悪影響が出ないように、選択取水設備を用いて清浄で適正な温度の水を選んで取水し、放流しています。

ダムの落差によって起こる水の勢いを利用して、タービンを回転させ、最大1,700kwの電流を発電しています。

ダム貯水池で貯めた水を、生活用水や工業用水、そして不特定用水として使うために放流する時に通る管です。ここから放流された水は、下流の取水施設から取り込まれることによって活かされます。また、発電所で利用した水も、ここから放流されます。

ダムの堤体管理のために、ダム内部を移動する時に使用する通路です。

62mもの高さがあるダムの内部移動が容易にできるように、エレベーターを設置しています。

ダムの堤体のたわみ具合を計測するために、ダムの上部から底部にかけて鉛直にワイヤーをつるし、その先におもりをつけた計測器です。

地震がダムの堤体に与える影響を調査するために設ける計測器で、ダムの底部に設置されています。
