山国川床上浸水対策特別緊急事業

床上浸水対策特別緊急事業の概要(1)

床上浸水対策特別緊急事業
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山国川床上浸水対策特別緊急事業の多自然かわづくり

目指すべき景観の方向性

事業全体のコンセプト

山国川の流域は、名勝耶馬渓、史跡青の洞門に代表されるように奇岩、新緑・紅葉、清流が織りなす四季折々の自然景観に恵まれ、流域の大半が耶馬日田英彦山国定公園区域に指定されている。
よって、山国川の美しい流れとその周辺の奇岩・秀峰が織りなす良好な河川環境との調和を図り、昔ながらの素朴な風景を後生に残せるように、景観に配慮した整備に努める。


青の洞門・競秀峰

日本三大奇勝の耶馬溪

目指すべき景観を実現するための設計方針

1.景(全体)を考える【周辺景観との調和を図る】

  • 立面で見る
  • 極力、昔のように(変化を少なく)
  • 樹木・瀬・淵・巨石・砂礫川原を残す
  • 山の木々や奇岩を大切に

2.構造【構造物を風景になじませる】

  • 主たる視点場からの構造物の眺望を考える
    (新たな視点場としても眺望を考える)
  • 周辺の景観を手本とする
  • 境界をぼかす
  • 現地の石材を使用する
  • 河床の岩は極力残す

3.細部(利用者目線)【素朴な風景を快適に感じ取れるように】

  • 歩きやすい(歩きたくなるような)
  • 眺めやすい(眺めたくなるような)
  • 作りすぎない

整備内容毎の設計方針

河床掘削

  • 岩及び奇岩の掘削は極力行わない。
  • 岩掘削を行う場合は現地形状に合わせる。(傾斜や起伏を付ける。凸凹感を出す。)
  • 巨石や礫分は残す。 
  • 原則、掘削は平水位以上とし、水面幅を変えない。
  • 水際の現況勾配を生かし護岸部に滑らかに擦りつける。
  • 瀬・淵・砂礫川原を保全する。

樹木伐採

  • 背後の人工物(コンクリート擁壁、建物等)を隠す程度は残す。

堤防・護岸

  • 使用する材料に注意するなど周辺景観との調和に努める。
  • 出来るだけ、現地発生の石材を利用する。
  • 既設がコンクリートブロックの場合、既設と明度・彩度を出来るだけ合わせる。
    (素材、工法(洗出し、粗面等))
  • 護岸に寄土(寄石)を行い隠す。
  • コンクリート面は出来るだけ隠す。
  • 河岸に緑を取り入れる配慮を行う。(緑化ブロック等)

その他

  • 親水空間整備を行う。(冠石野地区 青地区等)
  • 柵等の金属類の色はダークブラウンに統一する。
  • 植栽を行う場合は在来種を採用する。

設計方針イメージ

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