平成大堰のゲートは全部で4門あり、外側(岸側)の2門の調節ゲート、内側の2門は節水ゲートとなっています。ゲートの開閉は、ゲート板を吊るしているワイヤーロープを巻き上げ機で引き上げることによって操作します。

制水ゲートとは、大量の水を止めたり、放流することを目的としたゲートです。
平常時は、ゲートを完全に下げて水を貯めていますが。洪水時には、ゲートを完全に引き上げて、安全に水を流します。
また、制水ゲートはゲートの下から水を流すアンダーフロー方式なので、流水する土砂が堰に貯まりにくい利点があります。

調節ゲートは、基本的に制水ゲート板の上部に、さらにフラップ(起状ゲート)を取り付けた構造をしています。
平常時はフラップの起状操作により流水を越流(オーバーフロー)させ、常時満水水位を保たせます。
ゲートの開閉による、大量の水の調節と、フラップの起状による細やかな調節の組み合わせ操作により、平常時から洪水時までの、幅広い水量の変化に対応しています。
堰柱は、ゲートを支える柱と、ゲートを開閉する巻き上げ装置を納めた機械室が一体となった設備です。

堰柱間を結び、山国川を横断する管理橋は平成大堰の各種施設の維持・管理を行うために、専用に設けられた橋です。

山国川に生息する魚類の生息環境を守るため、魚類が平成大堰を行き来することができるように設けられた“魚の道”です。平成大堰では、川の落差を魚が休み ながら上がれるように、小さなプールを階段状に連ねた形の“階段式”魚道を採用するとともに、魚道の入り口に魚を導くための呼び 水水路も、併せて設置し ています。
