第3回八代海域モニタリング委員会 続き


              
【6】議事要旨
1.開会
2.挨拶
八代河川国道事務所長 <省略>
3.議事

1.開会

2.挨拶
  八代河川国道事務所長 <省略>

3.議事
(1)第2回モニタリング委員会での指摘事項について(水質監視、赤潮監視)

(2)モニタリング実施状況について
  @平成15年度の実施結果及び平成16年度の実施状況
  A特定課題調査について(中間報告)
                          
(議論の結果)
・調査は水質の悪い箇所を調査していくべきで、今後調査地点の追加が必要。
・調査マニュアルを調整するのではなく、サンプルの取り方等をとりまとめ評価することが必要。
・覆砂試験は目的を明確にし、それに沿ったまとめ方調査方法を検討することが必要。

(議論の要旨)
 (事務局にて(1)〜(2)を一括して説明)<省略>
・2003年度河川水質調査で、すべての地点で環境基準を満たしていることはあり得ない。
・水質の悪いところをさがして、その対処を考えるのが(モニタリング委員会の)主旨では?
・河川の水質は公共用水域の測定地点での評価している。
・その他の地点で行えば悪いところもあると思われるが、データ収集・整理はしていない。
・水質の悪い箇所の調査は、特定課題調査で地点を探して調査していってはどうか。
・時期・項目を合わせたり調査船で調査するなど少しずつ調査は改善している。調査地点の追加等関係機関と協議していく。
・分析方法等のマニュアルの統一は出来ないか。マニュアルを調整するのではなくサンプルの取り方等をマニュアル化し評価すべき。
・分析方法等については関係機関へのアンケート等により整理している。今後、関係機関と精度のよいデータをあげるよう調整する。
・覆砂調査はなぜ行ったのか。土砂の動きがメインか、それとも生物か?
・干潟の保全や復元のため基礎調査である。土砂の動きがメインであるが、底生生物についても追跡調査を実施している。
・土砂の動きは、河川からの土砂収支も含めてみる必要があるのでは?
・(河川からの)土砂収支も含めて今後の課題として考えている。今後アドバイスをお願いしたい。
・覆砂、地下水調査等目的の沿ったまとめ方になっているのか。委員会として方向性を議論しながら整理すべき。
・委員会の方向性としては環境省の評価委員会に八代海のデータを提供していく。
・評価委員会との連携をはかりながら進めていきたい。ご指導をお願いしたい。
・荒瀬ダムの砂だけでなく有明海の砂を使って覆砂し比較してみないとわからないのではないか?
・覆砂の比較については、先生方に伺っているところ。今後、整理する。
・2003年の三角沖から松合、八代地域ののり養殖は、赤潮により年明けの生産はほぼゼロ。
・アサリは有明海では採れてるが不知火海では少ない。荒瀬ダムから砂を持ってくる技術を確立してほしい。
・ステーションの場所をはっきり書くべき。でなければ、その水域全体が悪いイメージを持つ。
・単年度でなく経年の流れを見てトレンド知ることで対策を打つことが出来る。
・底質と底生生物調査箇所の整合性がとれていないので分析ができず、結果との関連性がつけれない。
・調査箇所関係機関と調整し、分析が出来るよう整理していきたい。

(3)今後の取り組みについて
(議論の結果)
・窒素とリンのどちらが過剰に入ることにより赤潮が発生するのかを調べてエサの改良を行わなくては、効果が分からない。
・意識調査を含めた運動を進めており、住民の方々へのアンケートなどの進め方については、今後検討していく。

(議論の要旨)
 (熊本県(水産、環境)、鹿児島県が説明)<省略>
・有明海では窒素が過剰に入ったときに赤潮が起こっている。(八代海では)窒素とリンのどちらが過剰に入ることにより赤潮が発生するのかを調べてエサの改良を行わなくては、効果が分からない。
・生エサではなくなったので餌の無駄など少しは減ったといえる。
・浄化槽の整備事業は、窒素・リンの負荷を減らすのに役に立っていないのでは?このことは、以前にもお願いしている。
・以前のBODのみを除去する小型合併施設浄化槽だけでなく、脱窒装置付の浄化槽を普及していきたいと考えている。
・熊本県の「川と海づくり」とはどういう主旨か。海をつくることは出来るのか。
・きれいな川や海を守り育てていくという思いの中での言葉。説明できる良いうったえ方があれば教えてほしい。
・川や海がゴミ捨て場になっているかどうかについて意識調査を実施し、事業を進めた方が成果があるのではないか。
・意識調査を含めた運動を進めており、住民の方々へのアンケートなどの進め方については、今後検討していく。

(その他)
次回委員会については、2月頃を目安に調整のうえ開催案内する。

今回の議事要旨については、委員長が確認したうえでホームページに掲載する。


以上


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