吉野ヶ里遺跡・脊振山地の写真 旧長崎街道目達原宿・仁比山神社の御田舞写真
吉野ヶ里地区歴史的景観形成検討業務
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〜要旨〜

 国営吉野ヶ里歴史公園及びその周辺地域には、「邪馬台国」を思い起こさせる吉野ヶ里遺跡(特別史跡)をはじめ、九年庵(国名勝)や姉川城跡(県史跡)など古代から現代にいたる多くの歴史的資源が残っています。また、脊振山地を背景に広々とした農地など豊かな自然、農耕に係わりの深いお祭りや伝統行事なども数多く残っています。
 今後、さらに地域が発展し、人々が豊かに暮らしていくためには、本地域の特徴であるこのような先祖が残してくれた貴重な風土を守り・育みながら地域づくりを進めていく必要があると考えます。
 そこで、吉野ヶ里歴史公園事務所では、本公園の基本方針のひとつ「まちづくりの核として地域の活性化など地域に寄与する公園」となるため、本地域にふさわしい歴史的景観の形成を、将来的に積極的に図るべき範囲や歴史的風土づくりのあり方について、平成19年度より検討を行い、「吉野ヶ里の歴史的な風土が感じられる地域づくりに向けて(案)」として取りまとめました。
 今回作成した冊子は、地域のみなさんの共通の目標となるものを(案)として取りまとめたものであり、今後、地域の方々と意見交換等を図りながらより良いものにしていきたいと考えています。
 
                      

「吉野ヶ里の歴史的な風土が感じられる地域づくりに向けて(案)」概要版 (PDF 425KB)

「吉野ヶ里の歴史的な風土が感じられる地域づくりに向けて(案)」 (PDF 1.2MB)

九州地方整備局 国営吉野ヶ里歴史公園事務所