河川・水辺の生物図鑑 両生類 アマガエル
種名・学名

アマガエル Hyla japonica

分   類

カエル目アマガエル科

地 方 名  
特 定 種  
写   真
形   態

成体:体色を変える能力にすぐれる。背面は緑色または緑黄色で、暗緑色または黒褐色のまだら模様のある場合が多い。 体のサイズ:体長オス2.0〜4.0cm、メス2.5〜4.5cm。
幼生(オタマジャクシ):体が厚く、両眼の間隔が大きい。大型で、成長すると全長が5.0cmに達するものもある。
鳴き声は「クワックワックワックワッ・・・」

生   息 生息時期 出現時期:4月〜11月。
生息環境 平地や低山地の林・草原・生垣など低い木や草の上に生息する。
生   活 習性 体色変化が巧みで、淡黄色から暗褐色まで、周囲の環境に応じて変化し保護色の効果をあげる。
採餌 成体:ハエ、ハチなどの小型昆虫類、クモ類など。 幼生:石の表面に付着している藻類など。
繁殖 産卵期:4月〜7月(ピークは5月〜6月)。 産卵場所:水田、湿原、池、河川敷、道路の水たまりなど浅い止水域。 産卵数:20〜30個の卵塊を続けて十数回産む。
分布状況  
そ の 他 吸盤で木や草の葉に止まり、雨の降る前に大きな声で鳴く、「天気予報ガエル」としてなじみ深い。学名は「日本産のアマガエル」の意味。