2005年3月結成の桜島ミュージアム。会員は140人です。桜島をまるごと博物館と考え、現地で本物を見て、楽しみながら学べる新しいタイプの博物館「エコミュージアム」をつくることを目標に活動しています。たくさんの地域資源を、現地で保存・展示・解説することで地域全体を博物館とすることができます。そこで、毎月１回程度、桜島の自然・歴史・文化などを体感し、地域資源を再発見できるイベントやツアーを行っています。
　 地域資源は道路沿いにあることが多く、道の整備が地域資源の価値を高めることにつながります。たとえば、県道沿いにある戦争遺産（海軍基地壕跡）を保全するために草刈りボランティアを行い、その後イベントを行ったことで、それまで単なる草むらだった場所が、桜島の地域資源の再発見につながりました。