有明海沿岸道路は、重要港湾三池港、九州佐賀国際空港など広域交通拠点及び有明海沿岸道路の都市群を連携する地域高規格道路有明海沿岸道路の一部を構成するとともに、一般国道208号の交通混雑の緩和及び交通安全の確保を目的とする道路です。 平成29年度までに福岡県内沿線4市の大牟田市、みやま市、柳川市、大川市が高速道路で直結し、全体(福岡県内)の約8割にあたる23.8kmが暫定2車線で開通しています。 引き続き佐賀方面に向けて整備を推進してまいります。
平成30年度予定
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平成29年9月16日、有明海沿岸道路の徳益IC~柳川西IC間(4.5km)が開通しました。当日はあいにくの雨でしたが、約700人の方が式典に出席され、テープカットや開通パレードなどが行われました。
今回の開通により、大牟田市、みやま市、柳川市、大川市の沿線4市が高速道路で直結しました。式典では、この沿線4市の様々な分野の皆様からの喜びの声をビデオレターでご紹介しました。
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筑後川・早津江川橋については、「有明海沿岸道路 筑後川・早津江川橋梁設計検討委員会」を設置し、周辺環境に考慮した橋梁形式等の課題について検討し、平成26年10月にとりまとめを行いました。これを踏まえ平成27年1月に筑後川、同年10月には早津江川橋の下部工に着手し、一部完成しているところです。
上部工は、筑後川・早津江川橋とも平成27年度末から工場製作に着手し、完成形状等の確認のための仮組立を行うなど順調に製作を進めており、平成29年度後半から架設に着手しています。
三池港IC入口交差点等は地盤高が低く、台風時の高潮による冠水が発生しています。さらに、近年台風の接近回数は増加しており、冠水発生リスクは今後増大していく傾向にあります。
このため、三池港ICの形状変更(連絡路整備)を行い、災害発生時の機能を確実に確保します。
平成30年度は、各種調査と道路設計を行います。
平成29年11月時点の各区間の断面交通量は開通当初から大幅に増加しており、交通量が最も多い健老IC周辺では、開通当初の約1万台/日から約2.6万台/日となっています。
2車線道路で交通が円滑に流れる設計基準交通量は14,000台/日、既にこれを大幅に上回る交通量となっています。
更新日:平成30年11月2日