【平成18年6月20日】沖縄県県道35号線及び村道坂田線

九州技術事務所では、沖縄県で6月10日に発生した地滑りによって全面通行規制が行われている、県道35号線及び村道坂田線の土砂崩れ被災地箇所に、当事務所が開発したバックホウ用簡易遠隔操縦装置(ロボQ)3台を派遣しました。 
沖縄県中城村では、6月10日、梅雨前線による長雨の影響により山の斜面が幅約200m、延長約150mに渡り土砂崩れが発生。移動土塊の末端は、斜面下 方に流動化し集落に迫っている状況で、斜面の上・下方の集落では公民館などで避難生活をしています。このため、一日も早い復旧と二次災害防止のため沖縄総 合事務局の要請により派遣したものです。
現場の土砂は、今も多くの水分を含み崩れやすい状態となっており、6月19日に泥流を感知するセンサーを設置し、土砂の動きを早期に把握できるよう監視体制を強化する一方で、翌20日から24日までロボQを搭載したバックホウ3台による遠隔操作によって、土砂が積もった部分から水を抜くための排水路の施工に使用されました。

災害状況(沖縄総合事務局提供)
事務所出発
現地作業中
現地作業中
現地作業中
 
 

 

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