285 和知川原(わちがわら) 宮崎市 
宮崎市街地を南流する大淀川の左岸に位置する。戦国時代の日記には「和知川原に舟を繋(つな)ぐよい入江がある」と記載され、現在とはかなり違う地形であった。皺地(しわち)の転訛(てんか)説もあるが、「和知→輪地」と考えると、元々の和知川原が現在の霧島1丁目にある馬頭観音(ばとうかんのん)を中心として西側に半円を描く輪地(わぢ)の小高い土地であることに由来するとも考えられる。



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