地元ではこの橋のことを「もぐり橋」とも呼んでいた。今の橋は昭和31年(1956)7月5日に築かれた。長さ約216m、幅約2.9mの手すり(簡単な欄干)付きの潜水橋だが、台風の時には洪水で橋全体が水中に没するため、手すりは流されないように外すようになっている。この橋は幅が狭く車の離合は利かないが、木城町方面からの車の利用度の高い生活橋となっている。
竹鳩の由来は、かつて小丸川が切原川と合流したところが流れが急激に落ち込んで、たぎりたったのを地元では「ダケク」と呼んだという説と、竹林が多く野鳩も多くいたところから、その呼び名が付いたとの説がある。この場所はかつては安蔵(あんぞ)の渡しとも呼ばれていた。 |