特集 現代に残る炭化木




霧島屋久国立公園は、総面積54,833ヘクタールで宮崎・鹿児島両県にまたがる日本最初(昭和9年3月16日)の国立公園です。
公園は、韓国岳と高千穂峰を主峰とする霧島火山群の霧島地域、桜島を中心とする錦江湾地域、屋久杉の巨木におおわれる屋久島地域の三つに大別されます。
霧島地域の中核である霧島火山群は、最高峰の韓国岳を中心とした大小20をこえる火山が連なる複合火山で、この火山群を総称して霧島山と呼んでいます。
火山群のなかで、硫黄山・新燃岳・御鉢は現在も活動が活発で、最も新しい噴火は1959年(昭和34年)の新燃岳の噴火です。