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大野川流域懇談会(1)
大野川流域懇談会(2)


大野川とその流域の理想像(〈いい川〉や〈川を活かしたいいまち〉)の実現に向けて、市民(団体)、企業、学識経験者、流域自治体、河川管理者などが、大野川の現況について、継続的に情報や意見の交換を行い、情報を共有し、お互いの協力関係を築き信頼関係を深めつつ、緩やかな合意形成を図ることを目指します。その第一歩として、これからの大野川を多くの人と育むための新たな仕組みとなる「大野川流域懇談会」を平成13年11月3日に設立しました。
大野川流域懇談会設立趣意
大野川流域懇談会 発足式(竹田市:あそぼ学舎)
大野川は古来より、その流域にすむ人々に自然の恵みを与え、固有の文化を育てる母なる川として親しまれてきました。しかしながらその川も時代時代の地域や人々の要請により、手が加わり、流域とともに変貌してきました。河川行政においても、近代化の過程で、生命と財産の安全を確保するという社会の要請に応えて、治水・利水機能を最優先させる施策を展開してきたことは否定出来ません。その結果、人々の居住と産業の基盤は順次拡大されましたが、人々の意識を川から遠ざけることとなりました。このような時代を経て、今日、大野川が地域の将来にわたる共有財産として、豊かな生物と美しい風土を育むかけがえのない価値をもつことが改めて認識されるようになりました。これからの川と人の関わり方は、人々の意識や社会背景、自然条件を踏まえて、川らしさ(個性)を発見し、その時代の人々が選択し、育むべきものと考えます。そのためには、川の恩恵を享受するさまざまな立場の人々がお互いの役割を認識し、協力していくことが必要と考えます。大野川とその流域の理想像(〈いい川〉と〈川を活かしたいいまち〉)の実現に向け、将来にわたりかけがえのない財産とするための第一歩として、ここに大野川流域懇談会を設立します。

この会の活動趣意としては、
●大野川流域懇談会は、市民(団体)、企業、学識経験者、流域自治体、河川管理者などが、大野川の現況 ついて、継続的に情報や意見の交換を行い、情報を共有し、お互いの協力関係を築き信頼関係を深めつつ、〈いい川〉や〈川を活かしたいいまち〉の実現に向けて、緩やかな合意形成を図ることを目的とします。
●流域懇談会は、その目的を達成することで連携した、市民(団体)、企業、学識経験者、行政(流域自治 体、河川管理者)の部会で構成します。それぞれの会員は、各部会に所属し、流域懇談会の活動に自発的 に参加します。
●流域懇談会は、市民(団体)、企業、学識経験者、流域自治体、河川管理者などが、それぞれの立場で自 律し、果たすべき役割を認識するとともに、お互いの情報を公開し、公正な立場とルールを尊重しながら 協力しあう場とします。

これからの活動について
・情報や意見の交換を行うためシンポジウムやイベント等を開催します。
・情報誌の発行やインターネットでの情報提供を行い、情報を共有します。
・大野川への理解を深めるため現地見学会、学習会等を開催します。

運営や活動への参加について
・大野川流域懇談会の運営は、各部会の代表者からなる運営委員会の合議により行います。
・流域懇談会の参加者は、大野川に関心のある方で、本会の趣意に賛意される方なら特に資格はありません。事務局に届けを出していただければ、だれでも参加できます。入退会も自由です。

市民(団体)、学識経験者及び企業等の参加について
・大野川流域懇談会の趣意にご賛同いただき、自発的な参加をしていただける市民(団体)、学識経験者、 企業等の懇談会への参加を募集しております。みなさんの積極的なご支援、ご協力をお待ちしています。

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