サケの稚魚が旅たちました

3月1日 嘉麻市 嘉穂水辺の楽校大隈城山校の生徒

 3月1日(木)福岡県立嘉穂総合高校大隈城山校 の生徒30人が卒業式の前に稚魚の放流を行いました。
大隈城山校の生徒はこれまで地域の人々と荒廃する竹林の整備や川をきれいにしようと、竹炭を川に沈める作業など、本当に大人達の取り組みを応援していただきました。地域の人々も生徒から勇気づけられ、頑張る力をいただいたのではないかと思います。

雨の中の放流でしたが、生徒たちの新しい旅立ちに伴なっての稚魚の放流は、4年後の未来に夢と希望と勇気が持てたのではないでしょうか。
 
 飼育  
   


3月1日 嘉麻市 嘉穂水辺の楽校 一般
福岡県立嘉穂総合高校大隈城山校 の生徒の皆さんが放流した後、一般の方々の放流です。昨年、 馬見山キャンプ場近くに、孵化・飼育場が皆さんの支援で完成いたしました。まずは地元で放流を、と開催されました。大きくなった稚魚を見ようとたっくさんの支援者や参加約250人が集まってきました。青木遠賀川源流サケの会長は「皆さんの支援でトラブルもなくサケの稚魚は大きく育ちました。遠賀川源流の水で、安定した水源確保ができ、ふ化率は99.7%です。4年後元気に帰ってくることを願って、丁寧に放流してください」と話されていました。
参加者は
 「小さいころから大隈の町の川で遊んでいました。鮭の稚魚の放流は初めて参加しました。小さい頃のように川がきれいになる事を、放流の時に祈りました」
 「何回か放流しましたが、今年の稚魚は特に大きいと感じました。馬見山中腹の安定した山水と地下水の併用で水温が高めのために成長が早い事が分かりました。また、嘉麻市や地元ライオンズクラブの方々の支援により、新築されたふ化場やふ化器によってふ化率が99.7%、他の漁業組合ふ化場よりふ化率が良い事を聞いて感激しました。

  流れゆく 稚魚の多難や 雪解川   西野 義弘さん

   
   
 
     
 
   
   


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