| 平成２０年度の水防功労者九州地方整備局長表彰の受賞者が決定し、佐伯河川国道事務所管内では佐伯市弥生消防団の荻 定さん（副団長兼指導員）と出納 幸男さん（副団長兼指導員）の両名が受賞されました。
平成２１年１月１９日、佐伯河川国道事務所において伝達式が行われ、世利正美事務所長より表彰状と記念品が手渡されました。表彰状と記念品を受け取った両氏から「今後も一致団結して、被害があった場合はいち早く対応していきたい」とのコメントをいただきました。
荻さんは昭和５６年に弥生町消防団（当時）に入団し２７年、出納さんは昭和５５年に弥生町消防団（当時）に入団し２８年の永きにわたり水防活動に従事し、水防体制の充実強化、並びに水防作業の錬磨に専心努力される等、他の模範となり活動されてきています。
両氏は、特に平成１７年９月の台風１４号による番匠川水系番匠川、井崎川、堤内川の増水に対して災害を防止するため、本部においては団長をサポートする一方、現場では団員を積極的に指示し、迅速で的確な水防工法の実践に努められました。また、その際、団員に自身の安全を考慮した行動の徹底を図ったことにより、出動した団員が災害に巻き込まれることがなかったことは内外から高く評価され、その責任強く指導力に富み、温厚誠実な人柄は団員のみならず地域住民からも信望を得ています。このような永年のご活躍が認められ今回の受賞となりました。
荻さん、出納さんの今後の益々のご活躍を祈念し、心よりお祝い申し上げます。 |
