
日本最大級のダム再開発事業「鶴田ダム再開発」を間近で見てみよう!
現在、施工中の「鶴田ダム再開発」は、放流管増設や潜水士による特殊工法を採用するなど、他ではあまり見ることができない珍しい工事を行いました。 この工事はまた、ダムを新たに造るのではなく、現役で働いているダムの再開発により洪水調節能力を高めるものとして、各方面から熱い注目を集めました。

平成29年10月31日に「川内川大鶴ゆうゆう館」がグランドオープンし、この施設の中に、川内川流域展示室があります。この展示室では、川内川流域の治水事業や鶴田ダムの歴史、平成18年7月県北部豪雨災害の記録、鶴田ダム再開発事業のことなどが、模型やパネルと映像上映等により、判りやすく知ることができます。また、鶴田ダムを間近に眺める町営レストランや発電展示室[電源開発(株)]などがあります。新しくなった川内川流域展示室へ是非お立ち寄り下さい。
川内川流域展示室は、「川内川大鶴ゆうゆう館」の開館時間に併せて一般公開しています。
【開館時間】:9時〜17時、
11時〜14時(レストラン)
【休館日】火曜日
【電話番号】0996−59−2522
【川内川大鶴ゆうゆう館】
鶴田ダムの見学については、鶴田ダム管理所のホームページをご覧ください。
鶴田ダム管理所HP:http://www.qsr.mlit.go.jp/turuta/
■夏休みに鶴田ダム見学会を開催しました
平成29年7月29日(土)に川内川河川事務所と鶴田ダム管理所が連携して夏休み鶴田ダム見学会を開催しました。
見学会は、鶴田ダム管理所(操作室)→発電管→再開発工事現場→放流ゲート室(ダム内部)→鶴田ダム再開発情報館を回るコースを企画し、実施しました。
■夏休み見学会のもよう
■写真@ 操作室の見学状況 普段なかなか見ることのないダム操作室で、鶴田ダムの概要等を説明。
■写真A 監査廊内の見学状況 鶴田ダムの堤体の中には、管理用の通路「監査廊」が設置されており、ダム操作に必要な各種機器や計器類を説明。
■写真B 発電管の見学状況 放流発電中であったため、管に手をあてると、水が流れる振動が伝わってきました。
■写真C−1 増設放流ゲート室の見学状況
■写真C−2 既設放流ゲート室の見学状況
■写真D−1 今回の見学では最後にダムの一部となるコンクリート骨材にお絵かきをしてもらいました。 約2ヶ月半後の10月10日に、約400個のコンクリート骨材が鶴田ダム(右岸導流壁)の一部になりました。
■写真D−2 さつま町のゆるキャラ「さつまるちゃん」
■写真D−3

使用場所:右岸導流壁
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