河川維持管理計画について
河川は、自然の作用等によって、常に変化しています。堤防等施設の整備や河道掘削を実施しても、その維持管理が十分に行わなければ、年月を経るにしたがって、施設の脆弱化や老朽化、河道の洗掘・土砂体積・樹林化が進行し、洪水を安全に流下させることが困難になります。したがって、平素から、河道や堤防等の施設を良好な状態に保全し、その本来の機能が発揮されるよう計画的に維持管理する必要があります。
また、こうした河川維持管理の目的は、上記に記述する洪水等に対する安全性の確保のほかにも、安定した水利用の確保、河川環境の保全、適正な河川の利用の促進など多岐にわたっているため、それらも踏まえた計画的な維持管理の実施が必要です。
川内川河川事務所では、河川整備計画に沿ってこうした維持管理を実施するため、河川維持管理の具体的な内容を定めた「川内川水系河川維持計画」を策定しました。
川内川水系河川維持管理計画に係る資料