食文化の伝来(1)

八女茶の発祥

約600年前(室町時代)に、栄林周瑞禅師が明国から茶の種子を持参し、現在の八女市黒木町に住んでいた、当時の庄屋である松尾太郎五郎久家に栽培・製茶の技法を伝授したのが「八女茶」の起こりと言われ、八女茶発祥の地とされている。稲藁を用いて棚掛けで遮光し、自然仕立てで、手摘みする等の伝統的な製法に基づいて生産されている「八女伝統本玉露」は、お茶では初めて国の地理的表示保護制度(GI)に登録されている。

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主な施設

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霊巌寺

福岡県八女市の景観が留学先であった明の蘇州霊巌寺の景観に似ていたため、栄林周瑞禅師が建立した古刹である。

所在地:福岡県八女市黒木町笠原9731
TEL:0943-42-4311
ホームページ:公益社団法人 福岡県観光連盟
https://www.crossroadfukuoka.jp/event/?mode=detail&id=400000005702&isSpot=1
拝観料:無料
交通:九州自動車道八女ICから車で約50分
JR羽犬塚駅からバスで80分
駐車場:有り(50台)