食文化の伝来(2)

お茶の伝来と国内栽培

お茶の発祥は、紀元前2700年頃の中国であり、日本においては、奈良・平安時代に、遣唐使の留学僧が唐よりお茶の種子を持ち帰ったことが契機とされている。日本におけるお茶の栽培は、臨済宗の開祖「栄西禅師」が宋で修行を終え、多くの経典と一緒に薬草として茶を育てようと種を持ち帰り、現在から約800年前の1191年(鎌倉時代)、佐賀県東脊振村にある霊仙寺内石上坊の庭に、日本で始めて蒔いた時が始まりとされている。

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主な施設

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霊仙寺・乙護法堂

脊振山の霊仙寺・乙護法堂境内(日本最初の茶栽培発祥の地)には、記念碑が建立されている。

所在地:佐賀県吉野ヶ里町松隈九瀬谷1923
TEL:0952-52-5111 (吉野ヶ里町商工観光課)
ホームページ:一般社団法人佐賀県観光連盟
https://www.asobo-saga.jp/search/detail.html?id=138
料金:無料
交通:JR吉野ヶ里公園駅からタクシー利用で30分
霊仙寺駐車場より徒歩10分
九州横断自動車道長崎大分線 東脊振ICから20分
駐車場:有り(無料)