学術の伝来(14)

オペラ「マダム・バタフライ」の舞台

「マダム・バタフライ(蝶々夫人)」は、イタリアの作曲家プッチーニが、アメリカの劇作家ベラスコの同名の戯曲に取材し作成した長崎を舞台としたオペラであり、1904(明治37)年にミラノ・スカラ座で初演された。プッチーニの三大オペラの一つとされ、現在も欧米において上演されている人気オペラでもあり、日本国内においても日本を舞台とした作品としてよく知られている。ストーリーは、長崎を舞台に、日本娘蝶々とアメリカ海軍官ピンカートンの悲恋を描くものであり、蝶々夫人がピンカートンを待って歌い上げるアリア「ある晴れた日に」が代表曲となっている。

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主な施設

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東山手十二番館

「マダム・バタフライ」は東山手地区が舞台だといわれており、東山手地区に残る洋館「東山手十二番館」には、居留地時代に建設された多くの私学に関する歴史的資料を展示している。

所在地:長崎県長崎市東山手町3-7
TEL:095-827-2422(東山手十二番館)
ホームページ:長崎市公式観光サイト「あっと!ながさき」
https://www.at-nagasaki.jp/
定休日:定休日12月29日~1月3日
料金:無料
交通:路面電車「市民病院前」より徒歩8分
路面電車「メディカルセンター」より徒歩6分
バス停「市民病院」より徒歩10分
九州横断自動車道長崎大分線 長崎ICから約10分


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グラバー園

プッチーニ像や、蝶々夫人を演じヨーロッパで人気を博した三浦環の像が建立されている。

所在地:長崎県長崎市南山手町8-1
TEL:095-822-8223(グラバー園)
ホームページ:グラバー園
http://www.glover-garden.jp/
定休日:年中無休
料金:大人610円 高校生300円 小・中学生180円
交通:路面電車「大浦天主堂」より徒歩7分
九州横断自動車道長崎大分線 長崎ICから約10分
駐車場:長崎市営松ヶ枝駐車場