学術の伝来(13)

九州における国際音楽祭開催の功労者

「アイザック・スターン」は、ウクライナ生まれのヴァイオリニストであり、1歳のときに米国に移住し、8歳からサンフランシスコ音楽院でヴァイオリンを学んだ。戦後まもない時期から度々来日し、小澤征爾などの日本人音楽家と親交を持ち、1996(平成8)年より始まった宮崎国際音楽祭において、初代音楽監督に就任した。1997(平成9)年には、高い芸術性と後進の教育にかける情熱への高さを評価されて、日本政府より勲三等旭日中綬章を授与され、2002(平成14)年には宮崎県より県民栄誉賞を遺贈された。

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主な施設

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メディキット県民文化センター(公益財団法人 宮崎県立芸術劇場) アイザックスターンホール

宮崎国際音楽祭での功労を称え、メディキット県民文化センター(公益財団法人 宮崎県立芸術劇場)コンサートホールは、アイザックスターンホールと改称された。

所在地:宮崎県宮崎市船塚3丁目210番地
TEL:0985-28-3228(公益財団法人 宮崎県立芸術劇場)
ホームページ:メディキット県民文化センター
http://www.miyazaki-ac.jp/
定休日:毎週月曜日(臨時休業あり)
交通:バス停「文化公園」より徒歩1分、バス停「宮崎神宮」より徒歩5分
JR宮崎駅より車で約10分
東九州自動車道 宮崎西ICから約15分
駐車場:無し(※隣接する宮崎県総合文化公園にあり(無料))