ダムには三つのかたちがあります。
ダムにはいろいろな形があり、作る場所の条件に合わせてどの形のダムを作るか決められます。
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■ 重力式コンクリートダム(松原ダム、江川ダムなど)
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ダムに水をためると、ものすごい水圧がダムに働き、押し倒したり、すべったりします。
そこで、この水圧に負けないようにダム自体を重くしたり、底面を広くしたりしています。
このようにコンクリートでつくったダムを「重力式コンクリートダム」と呼んでいます。
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■ アーチ式ダム(下筌ダムなど)
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上流側に丸みをもたせ、水の圧力を両岸に分散して伝えます。
これは、石橋と同じアーチ効果を利用しています。
このことによって、重力式コンクリートダムより軽く、うすいダムですみます。
しかし、両岸の支える部分が、 かたい岩でなければ作れません。
このような形をしたダムを「アーチ式ダム」と呼んでいます。
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■ ロックフィルダム(寺内ダムなど)
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コンクリートのかわりに、岩石や土を積み上げて作ったのが「ロックフィルダム」です。
土や岩石はコンクリートに比べ軽いので、たくさんの量が必要ですが、
底面が広くなるので地盤の弱いところでも作れます。また、岩石だけだと水が漏れてしまうため、
ダムの中心付近に、水を通さない粘土質のようなもので壁を作ります。
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二つのダムの大きさをヤフードームと比べてみると
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松原ダム
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下筌ダム
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ヤフードーム
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高さ83m
ヤフードームの約1.2倍です。)
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高さ98m
ヤフードームの約1.4倍です。)
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ドーム内の高さ
約68m
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長さ192m
ヤフードームの直径より
少し短いくらいです。)
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長さ
248.23m
(ヤフードームの直径より少し長いくらいです。)
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ドームの直径
約222m
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貯水量5,460万m3
ヤフードームの容積の約31倍です。)
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貯水量5,930万m3
ヤフードームの容積の約34倍です。)
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ドームの容積
約176万m3
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レーダー雨量計システムは、降っている雨に電波を当てて、その雨の量や範囲、雨の強さを測定し、
いち早く雨の状況をつかみます。
筑後川ダム統合管理事務所では、九州にある3つのレーダーの情報を1つにまとめ、
九州のダムや河川、道路など、災害を防ぐために働いている事務所に情報を提供しています。
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定量表示 |
雨の降っている範囲、雨の強さなどの状況を観測するもので、
観測する範囲は半径300Kmです。
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定性表示 |
雨を量として測定するもので、観測する範囲はすべての局が半径300Km以内です。
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テレメーター雨量計 |
テレメーター水位計 |
実際に降っている雨の量を、雨量計で測定し、ダム統合管理事務所やダムの管理所に、
その情報を電波で素早く送ります。
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川の水位がどのくらいになっているかを、水位計で測定し、
ダム統合管理事務所やダムの管理所に、
その情報を電波で素早く送ります。遠くにいても現地の情報が素早く受け取ることが出来ます。
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