主な災害の概要:[21]福岡県西方沖地震

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主な災害の概要:[21]福岡県西方沖地震

平成17年3月20日10時53分に発生した地震(M7.0、深さ9km)により、福岡県の福岡市、前原市及び佐賀県のみやき町で震度6弱を観測したほか、九州北部を中心に九州地方から関東地方の一部にかけて震度1〜5強を観測した。この地震により玄界島及び博多港湾の港湾施設及び海の中道海浜公園においては、甚大な被害が発生した。
また、九州地方で震度6弱以上を観測したのは、1997年5月13日の鹿児島県薩摩地方の地震(M6.4、最大震度6弱)以来である。

被害の状況(平成17年5月12日現在 消防庁ホームページより)

人的被害

県名

死者 行方不明者 負傷者(重症) 負傷者(軽傷)
福岡県 1人   75人 994人
佐賀県     1人 14人
長崎県       2人
山口県       1人
大分県        
合計 1人   76人 1011人

住家被害

県名 全壊 半壊 一部破壊 うち建物火災
福岡県 132棟 243棟 8,474棟 1棟
佐賀県   1棟 130棟  
長崎県 1棟   13棟 1棟
山口県     1棟  
大分県     2棟  
合計 133棟 244棟 8,620棟 2棟

公共土木施設の被害額(災害査定額)

直轄 11箇所 51億円

【河川】 1水系1箇所 約0.13億円 松浦川
【港湾】 9箇所 約45億円 博多港(須崎ふ頭、中央ふ頭、箱崎ふ頭、香椎パークポート地区、アイランドシティ地区岸壁)
【公園】 1箇所 約5.7億円 国営海の中道海浜公園

補助(国土交通省所管) 194箇所、総額約53億円

【福岡県】 188箇所 約53億円(福岡県には政令市含む)
【佐賀県】 3箇所 約0.03億円
【長崎県】 3箇所 約0.5億円

博多港の被害

博多港中央ふ頭における
エプロン沈下状況

博多港中央ふ頭における
イベントヤードのブロック舗装の亀裂・陥没状況

博多港須崎ふ頭の
ベルトコンベア基礎沈下状況

博多港須崎ふ頭の
岸壁背後上部コンクリート破壊状況

国営海の中道海浜公園の被害

光と風の広場(桟橋等)

光と風の広場(カモ川北側歩道陽動路)

志賀島の被害

一般県道志賀島循環線
(地上から)

一般県道志賀島循環線
(上空から)

玄界島の被害

玄界島の被災状況

玄界島の被災状況

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