矢部川について

矢部川の概要  ●流域の詳細  ●流域の産業

矢部川の概要

矢部川は、県下最大の穀倉地帯を潤しながら有明海へと注ぐ清流です  その源を福岡、大分、熊本の3県にまたがる三国山(標高994メートル)に発する矢部川は、日向神峡谷を流下し、中流域において支川星野川を合わせ、さらに辺春川、白木川、飯江川等を合わせながら筑後平野を貫流し、下流域において沖端川を分派して有明海に注ぐ、幹川流路延長61キロメートル、流域面積647平方キロメートルの福岡県内では、第3位の河川です。

 

矢部川の流域は、福岡県南部に位置し、関係市町村数は5市4町2村におよび中下流部には筑後市、みやま市、柳川市といった主要都市を有しています。沿川にはJR鹿児島本線、九州縦貫自動車道、国道3号等の基幹交通施設に加え、九州新幹線や有明海沿岸道路が整備中であり、交通の要衝として社会・経済・文化の基盤をなしています。

また、河川水は古くから日本有数の穀倉地帯である筑後平野の農業用水や発電用水に幅広く利用され、筑後地方における産業活動を支えています。

さらに上流部は矢部川県立自然公園、筑後川県立自然公園等の豊かな自然環境に恵まれ、中流部には国指定天然記念物の「新舟小屋のクスノキ林」や「船小屋のゲンジボタル発生地」があります。

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