概要

レーザースキャナやドローンを用いて取得した点群データは、現場の状況を高精度な3次元座標情報として記録します。
このデータを基に3Dモデルを生成することで、設計・施工・維持管理の各フェーズにおいて高度なデジタル化が可能となり、建設分野のDXを強力に後押しします。

メリット

高精度な出来形管理

  • 従来の測量手法に比べ、点群データは面全体を捉えるため精度が格段に向上します。これにより、出来形検査や数量算出を自動化でき、人的作業の負担を大幅に軽減します。

施工計画の効率化

  • 生成した3Dモデルを活用することで、干渉チェックや施工シミュレーションが容易になります。これにより、設計段階での不具合を事前に発見し、工期短縮やコスト削減に直結します。

維持管理・劣化診断の高度化

  • 定期的に取得した点群データを比較することで、構造物の変位や損傷を早期に検知できます。これにより、予防保全型の維持管理が可能となり、長寿命化と安全性向上に寄与します。

災害対応の迅速化

  • 災害発生時には、ドローンで被災地を点群化することで、土砂量や被害範囲を短時間で把握できます。これにより、復旧計画の立案がスピーディかつ的確に行えます。

活用例

  • 橋梁・トンネルの出来形検査。
  • 道路工事での土量計算。
  • 災害時の土砂量把握と復旧計画。

スマートフォンを利用した計測

フォトグラメトリ(写真測量法)やLiDARを利用した簡易な計測も研修等を通じて試行しており、今後の維持管理に利用できるように考えています。

特徴

  • 三次元測量は、特殊な技術を要する、高価な機材(ハードやソフト)が必要、数日~1週間程度の工期が必要、大量のデータのやり取りが煩雑、等の課題がありました。
  • スマホとGNSS(衛星を用いた測量)を用いることで、特別な技術が不要で、安価に精度の良い三次元測量を行うことが出来ます。

3Dモデルプリントデータ

ここでは、九州地方整備局で管理している様々なインフラについて3Dプリンターで打ち出せるデータを公開予定です。
フォーマットは多くの3Dプリンタで印刷できる「STL」形式で公開します。
例えば、1/150縮尺等で打ち出して、国内狭軌の鉄道模型(Nゲージ)のレイアウトに、身近なインフラを組み込んで楽しむ等が出来ます。

今後、様々な3Dモデルデータを公開予定です。

現在公開中の3Dモデルプリントデータ

★参考情報★

このデータをそのまま3Dプリントすると、サポートが大量に出来ることから切り出し作業が大変です。2ヘッド3Dプリンタでサポートの樹脂のみ水溶性で作成できる機器向けです。
通常の積層型プリンタ(1ヘッド)で打ち出す場合は、以下のフロア毎に分割したデータで打ち出すとサポートが比較的少ない状態で作成されるため、切り出し作業が楽です。

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立野ダムARでは、iPhoneやiPadをお持ちの方ならだれでも立野ダムをAR(Augmented Reality:拡張現実)で確認することができます。