安全な道づくり~交通安全事業
安全で快適な道づくりのため、以下の事業などを行います。
○交差点改良:事故が多発したり、交通渋滞の発生している交差点について、原因を分析し、対策を実施します。
○歩道整備:人優先の安全・安心な歩行空間を形成するため、歩道がない通学路等において対策を実施します。
○自転車道整備:歩行者と自転車を分離した通行空間や駐輪場など、自転車と歩行者の通行環境を整備します。
○バリアフリー化:「バリアフリー新法」に基づき、駅、官公庁施設、病院等を相互に連絡する道路について、
既設歩道の段差解消、勾配の改善等のバリアフリー化を行います。
改善する道路の事例
例えば、みなさんのお近くに“使いづらく不便と感じるこんな道”はありませんか?
これらを改善していきます。
福岡県道路交通環境安全推進連絡会議
福岡県道路交通環境安全推進連絡会議の会議資料はこちらからご覧下さい。(福岡国道事務所ホームページへ)
福岡県版事故危険区間リスト
福岡県版事故危険区間リストとは、福岡県内約460kmの直轄国道において、交通安全対策を効率的に実施する
ために、事故データや地域の声等を踏まえて、優先的に検討する区間をリスト化したものです。
以下の資料は、令和6年3月に福岡国道事務所及び北九州国道事務所において、事故データや地域からの要望等の
データを反映した『福岡県版事故危険区間リスト』です。
概要
令和5年度 事故危険区間(位置情報)
令和5年度 事故危険区間リスト
幹線道路における交通事故対策
交通安全事業では、事故ゼロプランに基づき、交差点改良等による事故対策や歩行者・自転車の利用環境などを
実施し、安全で快適な道づくりを目指します。
事故ゼロプランとは、交通事故が多発するなどの特定の区間に対して、集中的・重点的に対策を実施するこで、
交通事故の撲滅を目指す取り組みです。
生活道路の安全対策について自治体支援
当事務所では、ビッグデータを活用した分析・検証を行い、各自治体の取り組みをバックアップしています。
主な事業箇所
国道10号下曽根駅入口交差点改良 (北九州市小倉南区) |
国道201号今井手橋歩道整備 (飯塚市今井手) |
国道10号湊歩道整備 (築上町湊) |
整備事例
国道3号今古賀交差点改良事業 (遠賀郡遠賀町別府) |
国道3号萩原二丁目交差点改良事業 (北九州市八幡西区) |
国道10号横代交差点改良事業 (北九州市小倉南区) |
無電柱化推進事業
「防災」「安全・快適」「景観・観光」の観点から電線類を地中化します。
無電柱化とは、道路にある電線を地中に入れて、道路から電柱をなくすことです。これにより、防災機能の向上や安全で快適な通行空間の確保、都市景観の向上を図ります。
無電柱化(電線共同溝整備)のイメージ
無電柱化の目的と効果
歩道が広く使え、ベビーカーや 車いすの人にも安全で利用しや すくなり、歩行空間のバリアフ リーという観点からもメリット があります。 |
地上にはりめぐらされた電線類 が地中化などにより見えなくな るため、美しい街並みが形成さ れます。 |
台風や地震などの災害時に、電 柱が倒れたり電線が垂れ下がっ たりするといった危険がなくな ります。倒れた電柱に道をふさ がれることがないため、災害時 の緊急車両の通行もスムーズに なります。 |
情報化社会の進展とともに情報 通信ネットワークが広がり、そ の重要性は 高まる一方です。 無電柱化としての電線類の地中 化は地震などの災害時に情報通 信回線の被害を軽減し、ネット ワークの安全性・信頼性を向上 させます。 |
整備事例
・国道3号 清水地区(北九州小倉北区)
主な事業箇所