橋名は地名による。鎌倉時代の頃、都城盆地は島津の庄と呼ばれ、荘園の内を庄内と呼んだ。このあたりは島津庄の中央近くに位置していたので、庄内と呼ばれるようになったという。広い範囲を意味している庄内の語が、この地域に地名として残ったということである。庄内という地名も、各地にある。山形県の庄内平野はよく知られているが、大分県・福岡県にも庄内町がある。橋は県道30号と県道108号が交わる平田交差点の先で川に架かり庄内中心地の入口に位置する。橋は昭和40年(1965)竣工で、平成元年側道橋が設置された。川岸には5月5日の子どもの日前後に、たくさんの鯉のぼりが飾られる。 |