トップページ >> 霧島火山災害予測図検討分科会
 既存の「霧島火山防災マップ」の作成・公表以降、霧島火山群における火山学的研究が進み、新たな火山活動の履歴が確認されています。また、公表された「火山防災マップ」についても、火山活動の時間的推移に対応していない、あるいは、異なる現象が同一表現で表示されるなどの課題を抱えています。
 このため、火山学的な新たな知見を踏まえて噴火シナリオと対象現象・規模を作成し、数値シミュレーション等により火山災害予測図を作成することを目的として、第1回目の「霧島火山災害予測図検討分科会」が鹿児島県霧島市で平成18年2月16日に開催されました。
●火山学的研究が進み、新たな火山活動の履歴が確認された。
●公表済みの火山マップに課題有。
(火山活動の時間的な推移に未対応、判りづらい表現有 等)
火山防災に関する検討の基礎データである
火山災害予測図の作成
@噴火シナリオ
火山学的見地・防災対策上の見地から霧島火山群で想定される噴火シナリオを作成する。
A対象現象と規模
火山防災対策を検討する上での前提条件であり、危機管理上対処すべき現象を明確にする。
B被災範囲
火山防災対策を検討するためには、設定した対象現象・規模毎に被災範囲を想定する。
■霧島火山群における防災に関する検討の流れ >>>
■霧島火山災害予測図検討分科会 規約 >>>
↓写真をクリックすると大きな画像がご覧いただけます。↓
分科会長に選任された
小林教授
(鹿児島大学理学部)