国土交通省 九州地方整備局 道路部

　道路橋では、５年に１回の近接目視を基本とする法定の定期点検が行われています。

　定期点検にあたっては、それぞれの橋の構造や損傷の原因の特性を見極めながら状態を把握し、措置の必要性を診断する必要があります。しかし、鋼橋やコンクリート橋に比べて、石橋の構造的な特性や石材の材料特性に関する知見が体系的にまとめられた図書は多くありません。

　そこで九州地方整備局では、令和２年度より有識者からなる「道路橋石橋維持管理検討委員会」を設置し、道路橋石橋の定期点検に関する技術資料の作成に向け審議を重ね、令和５年３月に、「道路橋石橋の定期点検に関する参考資料［石造アーチ橋］」（以下、「本資料」という（https://www.qsr.mlit.go.jp/rd_mainte/shiryo/index.html））としてとりまとめたところです。

　つきましては、全国の道路管理者、学識経験者及び建設コンサルタント等の技術者に対して、本資料の理解の促進を図ることを目的に「令和５年度 道路橋石橋の定期点検に関する講習会」を開催します。

■取材について
・取材をご希望される方は８月２５日（金）１６時までに別紙－３に必要事項を記入し、メール（PDF 形式）して下さい。
・報道関係者は、腕章またはネームプレート（報道関係者とわかるもの）の着用をお願いします。