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大野川のあらまし 治水 河川環境 川の維持や管理 川づくりの進め方

大野川の治水・環境 大絵図(治水マップ)
大野川の治水・環境 大絵図(環境マップ)


(留意事項)
高潮や内水による氾濫は考慮していません。
凡  例
想定氾濫区域内をメッシュ(格子状)に分割し、 その区域の平均的な地盤高で浸水深を計算して います。
想定した大雨が降っても、一度にすべての地区 が浸水するわけではありません。



長年の河川改修や治水施設の整備により、大野川の治水安全度は向上してきました。しかし、整備の途中である現在、計画規模以上の洪水に見舞われた場合には、堤防からの越水や破堤などによる浸水被害が発生する恐れがあります。
そこで防災に役立てるため、現在の河川整備状況(平成6年)において、概ね100年に1回程度発生する程度の洪水(平成5年9月降雨の約1.5倍の雨量と同程度)を想定して、そのとき大規模な破堤氾濫が発生した場合に、どのくらいの地区が浸水するか、また、それぞれの場所での浸水の深さを予想したものが「大野川洪水氾濫シミュレーション」です。精度は若干粗いですが、氾濫が発生した際の状況は概ね把握できるようになっています。

このようにご活用ください。
左のシミュレーション図では、浸水の範囲と、浸水の深さが一番大きな状態のものを表しています。自分の家がこの地図内のどこにあるのか、その場合どのくらいの深さまで浸水の恐れがあるかなど、あらかじめ、いざという時のためにチェックしておくと良いでしょう。


浸水深が2.0m以上の区域家屋の2階まで浸水してしまいます。

浸水深が0.5〜2.0mの区域床上浸水

浸水深が0.5m未満の区域家屋の床下浸水、歩行による避難が可能



車が浮き、パワーウィンド車では車中に閉じこめられ、車と共に流される危険性があります。

マフラーやキャブレーターからの冠水によりエンジンが停止する場合があるので早く車から脱出する必要があります。

ふだんの心がけ
天気予報・
気象情報に注意!

避難場所やルートを
確認しておこう!

台風や大雨の時は、新聞、テレビ、ラジオなどの天気予報や気象・河川情報をよく見たり、聞いたりする習慣を。


洪水時の避難場所や、そこまでの安全なルートをハザードマップ等で事前に確認し、実際に歩いてみて覚えておきましょう。

非常食、
持ち出し品の準備を!
自分の住んでいる所の
危険度を知っておこう!
飲料水や非常食、また、懐中電灯・携帯ラジオ・乾電池・医薬品などの持出品は予め準備しておきましょう。 「洪水ハザードマップ」や「氾濫シミュレーション」などで自宅付近の地盤の高さを確認し、水害が発生したときの浸水の深さを知っておきましょう。
■歩行者の場合
水が腰の深さまであったら、歩くことさえ危険になります。無理な避難はやめましょう。
■車両の場合
50cm以上の水深になると、エンジントラブルが起きやすくなり車による避難はたいへん危険です。
避難時の心がけ
避難の前に、もう一度
火の元、戸締まりを確認
長靴より運動靴で。浸水した所では足元の安全を確認しながら進もう!
ガスの元栓・電気器具の電源、戸締まりなど、避難で家を空ける時は必ず再確認。避難場所など外出中の家族への連絡メモも忘れずに。

靴はヒモでしめることのできる、はき慣れた運動靴で。また、冠水した道路では、先頭に立つ人は、長い棒や竹で、下水溝や排水口などを確認しながら進みましょう。
できるだけ車は使わず
歩いて避難
単独行動は危険。
みんなと一緒の行動を!
道路が混雑したり、水防活動の支障になるので車は使わず、歩いて避難を。また、消防署や水防団などの指示に従い、すばやく避難を。

もしもの時に救助できない恐れ等があるので、みんなと一緒に行動を。水の流れが速い所などでは、お互いの体をロープやヒモでしばって避難を。

「避難勧告」が出たら
すみやかに避難しよう!
できるだけ車は使わず
歩いて避難
「避難勧告」は水害から身を守るためのきわめて重要な情報です。勧告が発令されたら、すみやかに避難しましょう。 避難時は、お年寄りや子供、体の不自由な方など災害弱者の安全を最優先に。また、できる範囲での手助けも忘れずに。

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