遠賀川河川事務所トップページ > 遠賀川について > 洪水と改修の歴史
遠賀川における、明治以前の資料に残る一番古い洪水は、元和6年(1620年)「遠賀川洪水(水巻町)」とあります。さらに、元和6 年から明治22 年(1889 年)にまでの270 年の間に、約70回
の洪水の記録があります。
明治以降においても度々洪水が発生し、特に明治22年7月、明治38年7月、昭和10年6月、昭和16年6月と大洪水が頻発しました。そして、昭和28年6月には、流域内の死傷者231人(死者20人)、
浸水家屋数38,791 戸に達するという、大水害が発生しました。
近年においても、平成15年7月、飯塚・穂波地区を襲った大雨により、同地区は大きな被害に見舞われました。
また、平成21年7月と平成22年7月には、平成15年7月の出水と同規模の出水が2ヶ年連続して発生し、平成22年7月出水では、日の出橋・勘六橋(遠賀川)・石園水位観測所にて既往最高水位を記録しました。