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情報BOXとは
情報BOXとは歩道や車道の下にボックスを設置し、その中にパイプを通して光ファイバーを収容するものです。
情報BOXが整備されると、豪雨の際の通行規制など、防災の情報が入手できるようになります。また情報BOXは余った部分は占有料のみで通信業者が利用することができ、民間を含めた低コストの情報ネットワークづくりを支援します。
光ファイバー
光ファイバー(光ファイバーケーブル)は従来の電話線で使われている同軸ケーブル(銅線)などよりも細く、軽い、髪の毛ほどのガラス繊維の束。従来の電話線の数百分の1の太さで1千倍以上の情報を高速で送ることができます。外部の雑音の影響を全く受けず、電話線1回線の2千倍以上のデータが送れます。 |
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情報BOXが整備されると、こう変わる
道路情報を提供します
現在普及しているカーナビゲーションをさらに便利にするためのシステムに道路交通情報通信システムがあります。これは道路上に感知器を設置して道路情報をキャッチして、カーナビとの間で通行規制の情報や渋滞情報などをリアルタイムに提供するシステムです。これも情報BOXの光ファイバーが使われます。 |
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地震・災害時における即応体制と高度化が図れます
音声画像データなどの情報を精密・詳細・大量に送信することができるようになって、緊急時に監視カメラで撮影された画像などを素早くキャッチして、事前に予告するなど、事故防止に大きく貢献します。 | ![]() |
豊かで快適な暮らしが広がります
マルチメディアによって文字・音声・映像などの情報が大量・迅速に送信されることによって、ニーズに応じた豊かで快適な生活が実現します。例えば、遠隔医療システムでは診察データを遠く離れた専門医に送信することによって、適切な判断を受けることができます。また電子ショッピングや遠隔教育がどこでも誰でも手軽に利用できるようになります。 |
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民間事業者の利用も可能になります
将来の高度情報化社会を構築するため、情報BOXの一部はケーブルテレビ(CATV)や通信会社などの民間事業者も利用できます。 情報BOXは佐賀県でも順次設置されています
詳細は こちら(道路管理用光ファイバーの民間開放) をご覧ください。
右の写真は国道35号武雄市武雄町上西山自治公民館近く。この地下に情報BOXが埋まっています。 |
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情報BOX以外にも道路の地下空間利用を推進しています。詳しくは次のページ「10 シーシーボックス(電線共同溝)とは?」をご覧ください。
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