大陸との交流(3)

朝鮮通信使との交流(その1)

江戸時代、徳川将軍の代替わりのたびに、祝賀の目的で朝鮮李王朝から国書(信書)を持って来日し、徳川将軍から返書を持ち帰った外交使節団を「朝鮮通信使」と呼んでいる。一行は三使(正使・副使・従事官)を中心に、儒学者、医師、画家などを含み300人から500人位で構成され、徳川幕府260年余りの間に12回来日し、学問や文化の交流も深めた。通信使の通り道である福岡藩は12回の内、11回を「相島」でもてなした。

01_3_1

主な施設

01_3_2

朝鮮通信使客館跡

朝鮮通信使一行約300~500人を接待した客館跡地であり、記念碑が建立されている。

所在地:福岡県糟屋郡新宮町大字相島
交通:西鉄新宮駅→相島渡船場
(コミュニティバス「マリンクス」で約12分)
JR福工大前駅→相島渡船場
(コミュニティバス「マリンクス」で約10分)
新宮漁港→相島漁港(町営渡船で約17分)
駐車場:新宮漁港:有り(12時間まで300円)


01_3_3

新宮町立歴史資料館

福岡藩が、黒田家文書に残る天和2年(1682年)の記録を基に再現した「饗応食」のレプリカ(江戸時代に相島で朝鮮通信使を手厚くもてなした時の料理)を展示している。

所在地:福岡県糟屋郡新宮町新宮東2-5-1シーオーレ新宮4F
TEL:092-962-5511(シーオーレ新宮歴史資料館)
ホームページ:新宮町
https://www.town.shingu.fukuoka.jp/index.cfm/42
定休日:毎週月曜日及び12月28日~1月4日
料金:無料
交通:JR新宮中央駅からバスで11分
古賀ICから15分
九州縦貫自動車道 古賀ICから約15分
駐車場:有り