大陸との交流(4)

朝鮮通信使との交流(その2)

朝鮮通信使は、江戸時代に朝鮮王朝が日本に派遣した外交使節団である。豊臣秀吉の朝鮮出兵は両国の関係を悪化させたが、後に、徳川家康の命を受けた対馬藩による粘り強い交渉の末、国交を回復した。朝鮮通信使は1607年から1811年までの間に12回来日し、学術・芸術・産業・文化など様々な分野で交流を深めた。朝鮮通信使に関する日本・韓国双方における資料は、「朝鮮通信使に関する記録 17世紀~19世紀の日韓間の平和構築と文化交流の歴史」として、2017(平成29)年にユネスコ「世界の記憶」に登録された。

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主な施設

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初代対馬藩主宗義智公像

対馬の初代藩主・宗義智公の没後400年に当たる2016年(平成28年)に、日朝外交の礎を築いた功労者として顕彰され銅像が建立された。

所在地:長崎県対馬市岩原町中村
TEL:0920-52-1566(一般社団法人 対馬観光物産協会)
ホームページ:一般社団法人 対馬観光物産協会
https://www.tsushima-net.org/tourism/history_01.php
駐車場:無し


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万松院

元和元年(1615年)に第2代対馬藩主義成が父義智の冥福を祈って創建した寺で、以降、宗家の菩提寺となった。

所在地:長崎県対馬市厳原町西里192
TEL:0920-52-0984(万松院)
ホームページ:長崎県文化観光国際部観光振興課
https://www.nagasaki-tabinet.com/guide/801/
料金:小中学生100円、高校生200円、大人300円
拝観:8:00~18:00
(日没が早い10月中旬~4月は17:00まで)
交通:厳原港から車で5分
対馬空港から車で20分
駐車場:有り(無料)