大陸との交流(6)

金印の発見

「金印」は江戸時代、博多湾に浮かぶ志賀島で農作業中に偶然発見、その後、筑前藩主である黒田家に代々伝わり、1978(昭和53)年に福岡市に寄贈された。「金印」に刻まれた「漢委奴国王」の五つ文字から、中国の歴史書『後漢書』に記された、漢の皇帝が委奴国王に与えた印であると考えられている。このような歴史的背景などから、福岡市と広州市は1979(昭和54)年に姉妹都市を締結し、隔年毎に訪問する相互交流やビジネスセミナー、経済交流会等などを実施している。

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主な施設

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金印公園

園内には金印モニュメントのほか福岡市・広州市の友好都市締結1周年を記念した詩碑がある。

所在地:福岡県福岡市東区志賀島1865
TEL:092-711-4410(福岡市みどり整備課)
ホームページ:福岡市
https://yokanavi.com/spot/26826/
交通:博多ふ頭から西戸崎までフェリーで約15分
JR西戸崎駅からバスで約17分
バス停「金印塚」より徒歩2分
駐車場:有り(無料:10台)


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福岡市博物館

国宝「金印」は、福岡市博物館に常設展示されている。

所在地:福岡県福岡市早良区百道浜3-1-1
TEL:092-845-5011(福岡市博物館)
ホームページ:福岡市博物館
http://museum.city.fukuoka.jp/
休館日:月曜日(月曜日が休日の場合その翌平日)
年末年始(12月28日~1月4日)
交通:バス停「福岡タワー南口」「博物館北口」
「博物館南口」より徒歩5分
地下鉄「西新駅」より徒歩15分
福岡都市高速環状線 百道出入口から約3分
駐車場:有り(無料:普通車250台)