信仰の伝来(3)

宣教師ザビエルと日本で初めてのクリスマス

「フランシスコ・ザビエル」はスペイン出身のイエズス会士として東洋布教に努め、日本に初めてキリスト教を伝え、東洋の使徒と呼ばれた。1549年(室町時代)に鹿児島に到着し、その後2年余の滞在のうちに平戸、山口 、豊後などで伝道、500人以上に洗礼を授けた。山口では守護・大内氏の許可のもと布教にあたり、1552年(室町時代)にザビエルの願いによって山口で行われた降誕祭が「日本で初めてクリスマスが祝われた日」とされているため、毎年12月には山口市内で多彩なイベントが開催されている。

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主な施設

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山口サビエル記念聖堂

フランシスコ・ザビエルの山口における布教活動400年を記念し、1952(昭和27)年に建設された。
ザビエルの生家であるナバラ州にある城を模した初代の聖堂は、1991(平成3)年に失火により焼失したが、1998(平成10)年に2本の塔を持つデザインで再建され、山口の新たなシンボルとして親しまれている。

所在地:山口県山口市亀山4-1
TEL:083-920-1549(山口カトリック教会事務局)
ホームページ:山口サビエル記念聖堂
http://www.xavier.jp/
定休日:クリスチャン記念館:水曜(祝日の場合は翌日)
料金:献金100円程度
クリスチャン記念館拝観料:中学生以上300円、小学生200円
交通:JR山口線山口駅から徒歩で15分
中国自動車道 小郡ICから20分
駐車場:有り