信仰の伝来(8)

キリスト教を信仰した戦国大名

「大友宗麟」は、戦国時代に府内(大分)で生まれた守護大名であり、海外貿易による経済力と優れた武将陣、巧みな外交により、戦国時代の北部九州を平定した。ポルトガル等との貿易やキリスト教の保護を通して、府内(大分)を西洋文化の中心地とし、神学校や病院、育児院等を建設した。宣教師ザビエルとの出会からキリスト教を信仰して洗礼を受け、「ドン・フランシスコ」と名乗り、1582年(安土桃山時代)には、大村・有馬氏とともに天正遣欧使節を派遣した。

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主な施設

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埋蔵文化財センター

考古学の視点から時系列で大分の歴史を紹介する「豊の国考古館」等が設置されている。
大友氏関連資料については、大分市内の大友氏遺跡の出土品を中心に栄華を紹介する「BVNGO大友資料館」が常設されている。

所在地:大分県大分市牧緑町1-61
TEL:097-552-0077(埋蔵文化財センター)
ホームページ:大分県立埋蔵文化財センター
http://www.pref.oita.jp/site/maizobunka/
定休日:月曜日(月曜日が休日にあたる場合は、翌平日を休館)
年末年始(12月28日~1月4日)
料金:無料
交通:バス停「牧」より徒歩2分、JR牧駅より徒歩6分
東九州自動車道 大分米良ICから約20分
駐車場:有り(約200台)