学術の伝来(6)

西洋外科医術の開祖 ルイス・デ・アルメイダ

母国ポルトガルで医学を修めていた「ルイス・デ・アルメイダ」は、商人でもあり貿易目的で来日し、豊後の府内で領主である大友義鎮(宗麟)に育児院・病院建設を進言した。イエズス会の宣教師らと共に活動する中で、イエズス会員となった。1557年(戦国時代)に、大友宗麟の了解と自らの富でハンセン病棟と一般病棟からなる病院を府内に創設し、「アルメイダ」自ら外科を担当して臨床的に外科医術を指導するかたわら、薬草の調査・研究を行った。

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主な施設

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西洋医術発祥記念像

日本初の西洋式外科手術が行われたことを記念する像。アルメイダが日本人助手とともに外科手術を始めようとする様子を表している。

所在地:大分県大分市大手町(遊歩公園)
TEL:097-537-7043(大分市観光課)
ホームページ:一般社団法人 大分市観光協会
https://www.oishiimati-oita.jp/spots/detail/173
定休日:いつでも見学可
料金:無料
交通:JR大分駅から徒歩で15分
バス停「県庁正門前」より徒歩2分
東九州自動車道 大分ICから約17分
駐車場:無し


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育児院と牛乳の記念碑

アルメイダによって府内に育児院が建てられたこと及び、育児院で牛乳が飲用されたことを記念する彫像である。

所在地:大分県大分市大手町(遊歩公園)
TEL:097-537-7043(大分市観光課)
ホームページ:一般社団法人 大分市観光協会
https://www.oishiimati-oita.jp/spots/detail/296
定休日:いつでも見学可
料金:無料
交通:JR大分駅から徒歩で15分
バス停「県庁正門前」より徒歩2分
東九州自動車道 大分ICから約17分
駐車場:無し