施設名 | 日向神ダム | 管理者 | 福岡県 |
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型式 | 重力式コンクリート | 総貯水容量(千m3) | 27,900 |
堤高(m) | 79.5 | 有効貯水容量(千m3) | 23,900 |
堤頂長(m) | 146 | 治水容量(千m3) | 16,600 洪水調節 |
堤体積(千m3) | 234.6 | 利水容量(千m3) | 7,800 不特定 |
完成年度 | 昭和35年3月 | 最大出力(kw) | 7,500s |
昭和28年6月の大洪水では、そのピーク流量は、船小屋において 3,500 m3/sec と推定され、計画高水流量 3,000 m3/sec を500 m3/sec 上回っていた。
たまたま、昭和28年4月から矢部川総合開発事業の一貫として、福岡県八女郡黒木町大字大淵に日向神ダムの建設が計画されていた。このため、このダムにより洪水調節を行ない、下流の計画高水流量を 、昭和25年に着手した第三次改修工事の計画高水流量3,000 m3/secにするよう検討された。その結果、ダム地点の基本高水流量 940 m3/sec のうち 590 m3/sec を調節することにより、基準地点船小屋における基本高水流量 3,500 m3/sec を 3,000 m3/secに軽減することができた。