河川の利用案内

Q. 河川敷で無人航空機(ドローン、ラジコン機等)を飛ばすためには手続きが必要ですか?

A. 一般の河川敷では河川管理者への特段の手続きは必要ありませんが、河川敷にある公園や広場等は地元自治体が管理していますので、管理者に確認をお願い致します。 なお、無人航空機(ドローン、ラジコン機等)の飛行については、平成27(2015)年に航空法が改正され基本的な「無人航空機の飛行ルール」が定められたことから、河川敷の無人航空機の飛行についても本法が適用されます。 航空法では、(1)無人航空機の飛行の許可が必要となる空域、(2)承認が必要となる飛行の方法等が定められておりますので、無人航空機の飛行にあたっては、航空法に基づく飛行ルールを確認の上、同法令に基づいた利用をお願いします。 航空法の詳細につきましては、航空局HPを参照して下さい。

また、ある特定の使用(ここでは無人航空機を飛行させる)において河川敷を、排他的・継続的に河川敷を使用することは、河川法で規制されています。詳細は「河川法許認可のオンライン申請」を参照ください。

【注意点】  河川敷での無人航空機の利用については、近隣住民や他の河川利用者から、騒音や危険な飛行などについて苦情が寄せられることもあります。利用の仕方や利用時間等にご配慮ください。

Q. 河川敷への通路について、「車止め」を外して欲しい(or設置して欲しい)

A. 筑後川河川事務所では、現在、地域の方々が河川に親しんで頂けることを目標に河川整備を進めておりますが、河川敷へ降りる道に「車止め」を設置することは、不法投棄の防止に効果がある反面、水辺へのアクセスを制限してしまいます。以前に比べれば、当該箇所のポイ捨てや不法投棄はかなり減少しておりますので、今後さらにゴミが減れば、車止めを外す予定です。

Q. 川原で花火・バーベキューをしたいのですが?

A. 河川公園以外の場所での花火は、河川の自由使用となり可能ですが、近隣にお住まいの方等にご迷惑にならないように、特に騒音、火災、ゴミの散乱に十分注意してください。 燃えやすいもの(枯草等)の近くは避け、水の入ったバケツなどを用意して火の後始末をし、ゴミの持ち帰りをよろしくお願いします。

河川敷は、自治体が公園等の利用目的で占用(使用)しているところが多くあります。 こちらを使用する場合は、それぞれの施設管理者(占用者)が利用相談及び手続きの窓口になっています。

バーベキューなどで、火を取り扱う際は、植生等の支障となり、野火の原因ともなることから、なるべく直火での利用はご遠慮いただき、カセットコンロ等を用いて火の取扱いに十分注意してください。 当然のことですが、ゴミは回収し持ち帰ることや、大音量で音楽を流したり、大声で話す等他の河川利用者や近隣住民の方の迷惑とならないよう、マナーを守った河川利用をお願いします。 また、上流に降った雨で急に増水する場合がありますので、十分に注意してください。

なお、イベント等による大人数の団体での場合は、排他独占的に河川区域内を使用することになりますので、筑後川河川事務所の最寄りの出張所に届出書を提出してください。

※各出張所の連絡先と担当区間については、当事務所ホームページ「事務所の紹介」 →「アクセス」に掲載しています。下記URLからアクセスください。

 https://www.qsr.mlit.go.jp/chikugo/office/access/index.html

Q. 川でブラックバス(ブルーギル)を釣りました。放流したらいけないのでしょうか?

A. ブラックバス(ブルーギル)は外来生物法で特定外来生物に指定されています。

この特定外来生物に指定されたものは、飼育、栽培、保管、運搬することの他輸入することが原則禁止されています。また、野外へ放つ、植える及びまくことが禁止されるなど様々な行為が規制されています。
釣ったブラックバス(ブルーギル)を生きたまま持ち帰ることは禁止(運搬することに該当)されていますので、その場で締めた上で持ち帰るか、その場でリリースして下さい。

【お願い】釣ったその場で放す行為(キャッチ&リリース)は外来生物法では規制されていませんが、在来種の保護のため出来るだけリリースしないようにご協力お願いします。

Q. 堤防の草を刈っていますが、刈り取った草はどのようにしているのですか。

A. 刈り取った草は、大半を河川敷きで焼却処分していましたが、周辺環境への影響を考えて、刈草の有効利用を推進しており、刈草を梱包し、地域の方々に配布しています。詳しくは当HP、「知る」→「刈草リサイクル」をご覧下さい。

Q. 刈草の梱包が欲しいのですが、どこで受付しているの?

A. 堤防の除草時に随時募集しています。募集時期は、各出張所に直接お問い合わせください。

詳しくは当HP、「知る」→「刈草リサイクル」をご覧下さい。

刈草リサイクル

Q. 河川敷でゴルフ練習している人がいるので、やめさせて欲しい。

A. 河川敷でのゴルフ練習につきましては、河川巡視などの際に発見次第、適宜注意指導をしておりますが、今後も他者への危険性を指摘し、ルールを守るよう地道に訴えていく所存です。迷惑防止条例など、法的な整備が必要な分野ですが、悪質な場合には警察とも連携し、河川敷での事故防止に努めて参ります。今後とも河川行政へのご協力、宜しくお願い致します。