近年、毎年のように発生する洪水・渇水被害や気候変動の影響の顕在化から、今後の水害の頻発化・激甚化が懸念されています。
国土交通省では、平成29年6月に策定した「ダム再生ビジョン」を踏まえ、既設ダムを運用しながら最大限に活用するソフト・ハード対策(賢く柔軟な運用 × 賢く整備)の推進に取り組んでいます。
戦略的・計画的に進め、治水・利水両面にわたる効果を早期に発揮させます。
大淀川において既往最大の平成17年9月洪水と同規模の洪水を安全に流下させるため、岩瀬ダム(既設)の洪水調節機能を増強することが必要となります。
今後は、関係機関等と調整を図りながら、調査・検討の上、諸元等の詳細について決定し、必要な対策を実施します。
平成17年9月 | 台風14号による洪水で、基本高水のピーク流量を上回る洪水が発生 |
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平成28年7月 | 「大淀川水系河川整備基本方針」変更策定(H28.7.14) |
平成30年6月 | 「大淀川水系河川整備計画」変更策定(H30.6.29) |
平成31年4月 | 再生事業実施計画調査に着手 |
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