海岸事業

海岸を守り育てる、みやざきの海岸事業 【平成30年5月25日更新】

宮崎港から一ツ瀬川の間の宮崎市北部の海岸(宮崎海岸)は、長大な砂丘が広がり、アカウミガメ(県天然記念物)をはじめとする野生動植物が生息・育成しているほか、サーフィンなどの海洋レジャーも盛んです。

しかし、近年は砂丘の消失が進み、砂丘の崩落や護岸の被災などが起きています。

海岸の環境・利用

宮崎海岸には、貴重な動植物が生息しているほか、様々な海岸利用が盛んにおこなわれています。

海岸侵食の経過

台風等が来るたびに砂丘が消失し、波が砂丘を削って背後の道路まで迫ることもあります。背後地を守るためにつくられた護岸も繰り返し被災しています
また、近年、急激な砂丘の侵食が発生しています。

長期的な侵食状況

長期的な浸食状況

短期的な侵食状況

短期的な浸食状況

長期的な地形変化(土砂収支の推定図)

長期的な地形変化(土砂収支の推定図)

宮崎海岸における土砂収支の概要

  • 波浪および沿岸流の観測結果とトレーサー調査結果から、宮崎海岸では南北両方向への土砂移動があるものの、全体としては北から南に向かう漂砂が多いと推定。
  • 大炊田海岸から住吉海岸では年間20~30万m3/年の規模で海浜土砂量が減少
  • 宮崎海岸の地形変化は、主として標高-10~-12mの範囲まで発生。

宮崎海岸MAP

宮崎海岸MAP

大炊田地区

大炊田地区 航空写真

石崎浜地区

石崎浜地区 航空写真

住吉地区

住吉地区 航空写真


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