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名島橋の歴史TOP
その1
その2

名島橋の着工
 名島橋の着工は、昭和5年(1930年)。日本が軍備拡張などで軍国化していく、暗澹たる時代のことでした。「福岡を代表する橋を」と地元の人が願ったように、型破りなくらい大規模な橋が、大勢の人々の手を借りて、着々と進められていきました。

名島橋建設の様子

プロジェクトを動かした、人々の情熱
 名島橋の設計者と言われている、福岡県第2号国道改築事務所の所長・後藤龍雄氏や、工事主任として名島橋の建設を支えてきた、名島大橋建設事務所・公務課長だった七俵仙太郎氏をはじめ、数えきれないほどたくさんの人の夢と熱い思いが結集して、名島橋は誕生したのです。

架橋に携わった人たち

名島橋の竣工
 着工から2年3ヶ月。昭和8年(1933年)に、名島橋は無事、竣工しました。竣工式は、たくさんの来賓の参列を受け、たいそう盛大に執り行われました。この竣工式の様子は、当時の福岡日日新聞にも、大きく報道されたほどです。名島橋が、地元にとってだけではなく、福岡発展のための明るい象徴であったことが、よくわかります。

名島橋竣工式