ダム堤体内の監査廊では、絶えず水圧・漏水量の測定や調査が続けられています。いざという時、ダムがその目的を十分に果たすことができるよう、このような徹底した日常の管理を行っています。

① 各施設の整備点検

ダム本体やゲートなどの施設・コンピュータなどの設備が正常に作動するように定期的に実施します。

② 堤体の挙動観測

ダムの漏水量や変形、地震など常時観測しています。

③ 水質調査

貯水池内の水温や水質を調査し、異常がないかを調べます。

④ 環境整備

休憩所や案内板などの整備や周辺の除草作業など、周辺のきれいな環境を保ちます。

⑤ 貯水池周辺の巡視

貯水池や周辺に異常がないか見回ります。

⑥ 堆砂量調査

貯水容量を把握するため、貯水池内に堆積した土砂の量を調査します。

⑦ 生物の生育・生息状況の把握

自然環境が保たれているかを確認するため、周辺の生物調査を実施します。

⑧ データの監視・収集・検証

気象、水象、貯水位、流量等のデータを監視・収集しています。

⑨ 維持・改善の工事

各施設を適正に維持するための修繕、補修を行います。