これまでの取り組み

熊本“いい川”づくり研修会2015
防災・減災多自然川づくり

開会 挨拶

国土交通省九州地方整備局、熊本県

主旨説明

NPO法人 全国水環境交流会 山道 省三

【午前の部:新たなステージに向けた白川の防災・減災の取り組み】

  1. 新たなステージに向けた防災・減災の取り組み事例として、熊本市内を流れる白川水系における「緑の区間」の景観デザインや利活用状況
  2. 平成24年7月九州北部豪雨災害に対する熊本県による治水対策事業の進捗状況
  3. 平成27年9月関東・東北豪雨災害を受けて国土交通省が実施している「避難を促す緊急行動」に関する取り組み状況など

講座1「白川綠の区間の景観デザイン」

熊本大学大学院自然科学研究科 星野 裕司

1971年東京都生まれ。大学院修了後、(株)アプル総合計画事務所にて街路や広場の景観デザインに取り組む。1999年より熊本大学助手、2006年より現職。専門は景観デザイン、まちづくりに関する研究および事業支援。

報告1「白川における防災・減災について」

国土交通省 熊本河川国道事務所 調査第一課 牟田 弘幸

報告2「白川龍田陳内4丁目における河川改修」

熊本県土木部河川課 松田 龍朋

【午後の部:多自然川づくりの取り組み】

  1. 多自然川づくりに関して、九州における様々な事例を紹介しながら川の働きを復元し活かす考え方や今後の課題など
  2. 参加者全員でグループワークを行い、多自然川づくりの技術に関して、講師・参加者全員で意見を出し合い、多自然川づくりについて学習

講座2「多自然川づくりの考え方と実践」

(株)吉村伸一流域計画室 吉村 伸一

1948年北海道生まれ。71年横浜市役所に就職。77~95年河川部に所属し横浜市内河川の自然復元や景観整備に取り組む。98年に吉村伸一流域計画室設立、代表取締役。エンジニア・アーキテクト協会副会長、NPO全国水環境交流会アドバイザー。

報告3「菊池川における河道の二極化対策-土砂堆積の抑制を目指して」

国土交通省 菊池川河川事務所 調査課 熊谷 隆則

講座3「九州における多自然川づくりの事例と今後の課題」

熊本大学大学院自然科学研究科 皆川 朋子

埼玉県生まれ。建設省土木研究所(現;独立行政法人 土木研究所)で河川景観や河川の自然環境の保全・復元に関する研究に18年間従事。福岡大学を経て2012年より熊本大学に移り、自然と共生した豊かな川づくりのための基礎・応用研究、活動・環境教育を行っている。

演習「多自然川づくりの技術演習」

九州大学大学院工学研究院 島谷 幸宏

1955年山口県生まれ。九州大学大学院工学研究院教授。大学卒業後、建設省(当時)に就職し、山梨県河川課、土木研究所河川環境研究室長、国土交通省九州地方整備局武雄河川事務所長などを経て、大学へ。人と川との係わり、景観、河川生態系の保全復元など河川環境が専門。

意見交換会 コーディネーター:島谷 幸宏

閉会の挨拶 熊本県河川課、熊本大学